初詣合格祈願基本情報技術者講座 通信ネットワーク2
ネットワークアーキテクチャ
<ネットワークアーキテクチャとは?>
ネットワークアーキテクチャとはネットワークの構成要素の機能や、プロトコルの体系化のことです。コンピュータで使うアーキテクチャという用語の意味は”コンピュータ全体の設計思想”という意味です。
<OSI基本参照モデル>
OSIとはOpen System Interface(開放型システム間相互接続)の略で、ネットワークアーキテクチャをISO(国際標準機構)が標準化したものがこれです。OSIはネットワークアーキテクチャの国際標準となっています。
OSI基本参照モデルでは、ネットワーク機能が、第一階層(レイヤ)〜第七階層にわけられ各階層ごとにプロトコル(通信規約)が定められています。 下位層から上位層ににつれて高度データ通信機能を提供することになっています。
OSI基本参照モデル
層 | 名称 | 主な役割 |
7 | 応用層 | 業務処理データ通信 |
6 | プレゼンテーション層 | 情報表現形式の互換 |
5 | セション層 | 対話モード管理 |
4 | トランスポート層 | データ輸送品質保証 |
3 | ネットワーク層 | 通信網のモデル化 |
2 | データリンク層 | 伝送制御手順 |
1 | 物理層 | ビット列の転送 |
ローカルエリアネットワーク
<LAN>
LANは、企業内ネットワーク又は構内網と呼ばれ、そのネットワークの範囲は同一構内(学校内や企業内)というのでやりましたね。そのLANを通信回線を利用して他構内のLANと接続したものをWANといいます。このWANについても始めの方でやりました。
LANには電話だけでなくコンピュータ、ファクシミリ、OA機器も接続できます。そして、その、コンピュータやファクシミリにはノードと言われるLAN制御装置を介してLANケーブルで 接続されます。
<LANの伝送媒体>
LANで利用される伝送媒体は、次の三種類に分類されます。
- ツイストペアケーブル
二本の線をよりあわせたケーブルで、最も簡単なものです。その中で10BASE−Tと呼ばれるものは伝送速度10Mbit/sです。Tとはツイストペアを意味してます。下の二種類に比べてノイズの影響を受けやすいです。しかし、着脱が容易で拡張性にも優れているので小規模LANの支線用に適しています。
- 同軸ケーブル
一本の心線と周囲の電磁シールドからなる信号線で、ノイズに強いです。10BASE 5と呼ばれるものはイエロケーブルとも呼ばれ、幹線向きの同軸ケーブルです。 10BASE 2と呼ばれるものはイエロケーブルよりも径が小さく配線がしやすいケーブルです。どちらも伝送速度は10Mbit/sです。
- 光ファイバケーブル
安定した伝送特性で、種々のノイズの影響を受けにくく、軽量で、大容量伝送が可能です。数十Mbit/s以上の高速LANやFDDIに使用されます。 → FDDI:光ファイバケーブルを使用した高速LAN
<LANの構成>
LANの構成は次の二つの形からなります。
- クライアント/サーバ
クライアントとは、情報を依頼する機器でサーバとは情報処理を依頼されてそれを実行する機器のことです。ワークステーションがサーバ、パソコンをクライアントとするLANがこの例です。
- ピアツーピア
ピアとは仲間という意味で、LANの全ての機器が対等な立場で、クライアントやサーバになることができる形式です。
<LANの構成要素>
LANを構成するには
- 伝送路
- パソコン
- ワークステーション及びこれらに装着するLANボード
- 伝送路と接続するケーブル
- トランシーバと呼ばれるケーブル接続装置
- LANを運用するネットワークOS
などが必要になります。
<LANの形態とそのアクセス方式>
LANの形態にはスター形、リング形、バス形の三種類のものがあります。一つずつその形態とアクセス方式について説明していきます。
- スター型
- 特徴
中央の制御装置(PBX)が故障すると機能が失われます。
- アクセス方式
時分割多重方式(TDMA)
→スター形のように複数のデータチャネルを持つ高速LANに適応されます。各チャネルに一定の時間単位(タイムスロット)が与えられ伝送します。
- リング型
- 特徴
一つのノードが故障するとループが切断されます
- アクセス方式
トークンパス方式
→リング形及びバス形に適用されます。伝送を許可するフリートークンがLAN上を常に巡回し、各ノードはこれを捕まえて送信権を得る、という方式です。
- バス型
- 特徴
イーサネット方式とも呼ばれ広く使用されています。端末から同時に発信されたデータの衝突を回避する方法が必要になります。
- アクセス方式 トークンパス方式
CSMA/CD方式
→バス形LANに適応されます。全てのノードが伝送路上のキャリア信号を常に監視し、自分が伝送できる状態になるまでまってから、 送信する方式です。 複数のノードが同時に送信するときに、信号の衝突が起きるので、互いに衝突を検知し、一定時間まってから 再び送出する方式をとります。
<LAN間接続装置>
- OSIの物理層同士のLAN間接続にはリピータという装置を使います。
- OSIのデータリンク層同士のLAN間接続にはブリッジという装置を使います。
- WANのように、通信回線を介した広域LAN間の接続にはルータという装置を使用します。(ネットワーク層)
- 異なるプロトコルのLAN間の接続にはゲートウェイという装置が必要となります。
永代供養の仕方として、永代供養墓は個別の墓地や仏壇が必要ないのが便利ですが墓によっては個別のスペースがないためお花・お供えものなど自由に行えない場合があるので注意が必要です。
正月の準備の時期と「ことはじめ」について解説します。
仏教と女性についてブッタのことばに「スッタニパータ」ということばがある。この中には、明らかに女性差別なのではないかという記述がいくつか存在する。